千代田区地域コミュニティ醸成支援事業
ちよだミライ対話「ビジネスパーソンと千代田」1
2021年3月8日(月) 第1部 18:30~19:50 第2部 20:00~21:20
オンライン開催(zoomの利用を予定)
感染症の拡大によって急速に広がった「テレワーク」は、千代田の地域にも暮らす人・働く人にも大きな影響を与えています。
テレワークが定着することで働き方やオフィスのあり方を見直す動きも始まっています。在勤者がオフィスに来る機会が減ることによって、オフィスの中で生まれていた人間関係も、在勤者とオフィスのある街ともつながりも薄れてしまうかもしれません。
さらに、暮らす人にとってもテレワークの拡大は時間の使い方、ライフスタイルに大きな影響を与えています。自宅の過ごし方、住んでいる身近な場所に対する考え方も変わってきているでしょう。
都心の利便性からオフィスが集中することで、夜間人口6.7万人に対して昼間人口85万人、一日の訪問者は約300万人の地域でした。しかし、感染症対策のため、テレワークが推進され、来訪者も大きく減りました。その影響は区内のお店、特に伝統ある個人商店に大きな影響を与えたことに加えて、在勤者の力を借りてきた地域の諸活動にも影響を与えています。
本イベントでは、テレワークが千代田の暮らし・仕事に与える影響を、「在勤者と地域のつながり」「テレワークと新しいライフスタイル」の2つの視点から考えます。
各テーマの当事者の問いかける人の考えていることを聴き、気さくに色々な考えを出し合っていきます。第1部、第2部のみの参加も、話を聞いてみることだけの参加も歓迎です。一緒に考えましょう。
飯田橋で働いています林と申します。昨年の4月より会社でもテレワークが推奨になり、緊急事態宣言が出ていない時でも週1~2回しか千代田に行かないという状況が続いています。それまでは、お昼は当然千代田でランチ、地域のお祭りを手伝ったり、千代田のいいを発信するために休日も街歩き、飲食店で打ち合わせ等もしてきました。テレワークが浸透する中、在勤者はどのような千代田との関わり方があるのか、皆さんと考えてみたいと思っています。
テレワークになっても在勤者が千代田の地域コミュニティに参加するには?
オフィスに通勤することによって、オフィスのある街で過ごす時間は増え、周囲のお店など街との関係も生まれます。オフィスは、その中で働くための空間でることに加えて、在勤者と地域とをつなぐ役割も果たしています。仕事の行き帰りに通る道、食事をする店、帰りに立ち寄るイベント、寄付やボランティア、近隣オフィスの在勤者同士のつながり、防災・防犯など在勤者と地域は、意外と多くの接点を持っています。
テレワークは、在勤者ーオフィスー地域の関係をどう変えていくのでしょうか? テレワークが広がる中でオフィスの多面的な役割は、また、在勤者と地域のつながり、地域を介した在勤者同士のつながりは、どのようになっていくのでしょうか?
問いかける人は林昌明さん。20代~50代の千代田在勤者が中心になって、千代田のイイコトを取材し、地図にまとめて発信するWebメディア「Chee’s」の運営に携わってこられました。現在、テレワークで千代田に来る機会も減ってしまった中で、在勤者と千代田のつながり、在勤者間のつながりのこれからを考えようと問いかけてくださっています。
在勤者の立場から、また在勤者と交流を持ってきた地域の立場から、千代田で働くこととそれを通して生まれるつながりについて、一緒に考えませんか?
こんにちは!
2004年から神田錦町で働き始め、姉妹都市のご縁で、2014年からは五城目町に暮らしながら千代田区と行き来する日々を送っています。
都会か田舎か?オンラインかリアルか?といった二項対立を越えて、これから先、どのような「働き方」「学び方」「暮らし方」が生まれていくか、ご一緒に語り合いたいと思います。
地域交流、コワーキング活用、二拠点生活など、テレワークを活かす新しいライフスタイルを考えよう!
テレワークは働く人のライフスタイルに大きな影響を与えています。自宅で過ごす時間が増え、オフィスのある街よりも自宅のある街で多くの時間を過ごすようになります。通勤がなくなることで、仕事と生活と分かれていたものが近づき、混在するものになります。ただ、自宅の部屋で働くことの不便さ、気持ちの切り替えの難しさなどの課題も生じています。また、テレワークで働く場所の自由度が高まったことを受け、東京から地方に移住する人も出てきています。
テレワークを、仕方なくするものではなく、自分の新しいライフスタイルをつくるきっかけとして、そして、千代田に暮らす・働くことの価値を高めるチャンスとして、どのような可能性があるか、一緒に考えてみませんか?
問いかける人は、丑田 俊輔さん。新しい学びをつくる事業に取り組むハバタク株式会社を経営しながら、ちよだプラットフォームに関わり、千代田のビジネスの地域拠点づくりと運営にも携わっています。日頃は秋田県五城目町に在住し、五城目と千代田の2地域のつながりにも携わっています。多面的なワークライフを送っている丑田さんの話をヒントに、地域と交流をキーワードにした新しいワークライフのスタイルを一緒に考えてみませんか?
2021年3月8日 (月)
第1部 18:30~19:50
第2部 20:00~21:20
オンライン開催(zoomを利用予定)
第1部のみ、第2部のみの参加も可能
参加費 無料
定員 各15名
ちよだコミュニティラボではセキュリティに配慮したフォーム「フォームメーラー」を利用しています。
外部の申込みフォームが立ち上がります。
本プログラムは、千代田で暮らす・働く・活動する・学ぶ方たちが集い、共に千代田のこれからを考える交流イベント「ちよだコミュニティラボライブ!2021」のテーマ別交流会として開催されます。本イベントでの内容は、3/13開催「ちよだコミュニティラボライブ!2021」で紹介され、さらに幅広い方から意見をいただき、そこから新しいアクションが生まれることを目指しています。
本テーマに関心ある方で3/8に参加できない方は、ぜひ3/13のラボライブ!にご参加ください。
また、ラボライブ!では、地域の変化、コロナの影響を超えて千代田の暮らし・仕事・活動・学びの新しい価値を生み出すために、区民が持ち寄った多様なテーマでの対話が行われます。ぜひ合わせてご参加ください。
「ビジネスパーソンと地域」2も3/9夜に開催!
地域参加の第一歩として、地域で活動する人たちと出会う機会として、ちよだコミュニティラボでは「ちよだコミュニティラボライブ!」を開催しています。
「地域で何かできないかな」と思っても、どんな活動があるか、わからないですし、いきなり参加もハードルが高いもの。どんな人が、どんなことしているのかな、と見学することから始めませんか? 今年はオンライン開催のため、自宅からも手軽に参加できます。
<お問い合わせ先>
ご不明な点は、お気軽に事務局までご連絡ください。
〇千代田区地域振興部コミュニティ総務課 担当:鈴木、橋本
TEL:03-5211-3656
〇株式会社エンパブリック 担当:岩嵜、矢部、藤井
E-mail:chiyolab@empublic.jp
TEL:03-6303-3195
ちよだコミュニティラボは、千代田で暮らす・働く・学ぶ方のコミュニティキャリアの展開をサポートしたいと考えています。
これまでキャリアというと仕事で目指す仕事や役職を高めていくことと考えられていました。
しかし、人生100年時代、マルチステージを生きるには、仕事も生活も学びやコミュニティを総合的に捉え、自分らしいスタイルをデザインする意味へと変化しています。
ただし、地域、社会に参加したくても、どこから始めたらいいのか、いざ始めようとするとハードルを感じたりしがちです。仕事も最初からうまくできないように、地域活動も同様です。
自分の関心あることから始めて、地域・社会との接点も少しずつ取り入れていってみませんか?
千代田区でコミュニティキャリアを展開している方を紹介したイベントのレポートもご覧ください。