千代田区コミュニティ探訪③〜コミュニティに開かれている認知症カフェー麹町きのこカフェ

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千代田区コミュニティ探訪①〜男女共同参画センターMIW

千代田区役所本庁舎の10階にあるMIW。正式な名称は”男女共同参画センターMIW(ミュウ)”で、「M」はMan(男性)、「W」はWoman(女性)、「I」はIntercommunication(情報や意見の交換)の頭文字からきています。
設置の目的は「性別による不平等がなく、だれもが自分で生き方を選ぶことができ、その選択が認められて参画ができる社会の実現を目指していくための活動拠点施設」、となっています。

千代田区のコミュニティ活動の拠点としても魅力的なこの施設と、10月4-5日に開かれるMIW祭りについてお話を伺いました。

●MIWってどんな場所?

21年前に設立されたMIWの機能は5つあります。
1つ目は情報機能。男女共同参画社会づくりに関する幅広い情報を集めて、書籍や雑誌、DVDなどをライブラリーとして提供したり、MIWのウェブサイトや広報誌『MIW通信』の発行などをしています。

資料が充実しているライブラリ

2つ目は相談機能。夫婦・家族関係、子育ての問題、人間関係、生き方、働き方、ハラスメント、DV、性に関すること、性暴力、犯罪被害などについて、面接、電話(初回)、相談員による相談を行っています。また、女性弁護士による法律相談も行っています(女性のみ)。

 

「相談内容としては、DVの相談や、家族のこと、お仕事のこと、お子さんのことなどが多いですね。お子さんに関する相談なら区役所の担当課を紹介するなど他部署との連携もしています。男性の相談が1割程度あるのも特徴です」(MIW 小清水さん)

 

相談は無料です。予約制になっているので受付日時などの詳細はMIWウェブサイトをご確認ください。

3つ目は学習機能。講演会や講座を年2-30回程度開催しています。たとえばMIW祭りの後の10/24(木)には、東京2020カウントダウン企画として、マラソンランナーの谷川真理さんによる講演会「私たちが走る意味」(チラシPDFファイル)、10/26(土)には、「MIW講座 より良いパートナーシップから始まる子育て」(チラシPDFファイル)といった講座が開催されます。

 

「あとは毎月第三金曜日に、「MIWビデオサロン」というドキュメンタリーや社会的な問題をテーマにした映像作品の上映会とお茶を飲みながら感想を語り合うビデオサロン・カフェも開催しています。託児サービス(予約制・有料)もあり、申込み不要・無料上映となっていますので気軽にご参加いただきたいです。MIW事業はすべて託児サービスがついているので、お子さんと離れて自分の時間をつくれます。」(MIW小清水さん)

 

MIWビデオサロンの紹介チラシ

 

4つ目は交流機能。次のセクションで詳しくお聞きするMIW祭りをはじめとして、千代田区で活動する団体同士の情報交換や交流の場を提供しています。
そして5つ目は支援機能。MIW登録団体になることで、ミーティングや作業の場、資料等の一時保管の場所としてMIWを活用することができます。

●MIWにはどんな人が訪れている?

このような機会を提供しているMIWには、ふだんどんな方がいらっしゃるんでしょうか?

 

「登録団体の方たちが会議をしたり、登録すると使えるロッカーや印刷機を使ってチラシの印刷などに利用されています。ライブラリーは登録団体の方に限らず開放されているので、学生さんたちが勉強のために利用しています。同じフロアにある図書館は座席の競争率が高いのですが、ここはけっこう空いているので穴場です(笑)。高校生くらいからこういった場所があることを知ってもらえるのもいいことだなと思っています」(小清水さん)。

 

実際、訪問時も勉強をしに来ている高校生の姿がありました。施設のスタートから20年以上がたって、設立当初と現在とでは、どういった変化があるのでしょうか。

 

「設立当初に活動していた方たちが、結婚して活動から退くといったことももちろんあって、関わる人は少しずつ変わってきているところもあります。
時代も、指導的立場の女性の割合を向上していくために国がかかげたいわゆる「202030」(※)のような後押しもあって、達成できるかどうかはともかく割合は上がってきてはいます。また最近では”#metoo”運動など、性被害について声を上げる女性も増えていますし、自分が悪いと思っていた人たちも、「そうではないんだ」という理解が増えていて、それはとてもいいことだと思います。LGBTについても、以前は言えなかったことがだいぶ言えるようになってきた、そういう変化もあります。

男女共同参画やフェミニズムのテーマは、若い人に引き継がれていない部分もあり、若い人にももっとMIWに来て、関わってもらいたいと思っています。」(MIW 小清水さん)

(※)202030:平成15年に内閣府の男女共同参画推進本部が決定した「社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的位置に女性が占める割合を少なくとも30%程度とする目標」のこと。

 

●MIW祭りについて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなMIWで年に一度開催されているMIW祭り。今年で7回目の開催になります。千代田区役所の1階を会場に、10/4(金)-5(土)の二日間を予定。内容は盛りだくさんで、オープニングのファッションショー、「「仕事のこといろいろ知りたい」に答えます〜実業界の人材図書館〜」、講演「少女マンガとフェミニズム〜今、「さよならミニスカート」が注目される理由〜」など、興味深いイベントが並んでいます。

 

「今年のテーマは、”咲かせよう『個』の花〜認め合う喜び〜”。
これは参加団体で構成されている実行委員会の皆さんで決めたものです。
ファッションショーは、インクルージョンをテーマにした服のショーで、千代田区の共立女子大学家政学部と小売店のマルイさんとご一緒にMIWの講座をしたことがきっかけになっています。

有楽町のマルイさんのイベントスペースでもジェンダー・フリーのファッションイベントであるIFPJ(インクルーシブ・ファッション・プロジェクト・ポップアップストア)を開催していて、そこからの流れでもあります。
「「仕事のこといろいろ知りたい」に答えます〜実業界の人材図書館〜」は、ヒューマンライブラリーの手法(※)で、参加者と企業OBがテーマについてマンツーマンで話す対話の場をつくるというものです。」

(※)ヒューマンライブラリー:本の代わりに人がいることで、生きた対話ができる図書館、という試み。『人を本に見立てて読者に貸し出す図書館』として、読者としての参加者と、本=障害者や社会的マイノリティの人が対話をすることで、お互いの偏見を小さくし、理解を深めることを目的としている。デンマークの音楽フェスの一企画として行われたのがはじまり。

「もともとMIW祭りは、登録団体さんの横のつながりがあまり無かったため、平成21年に登録団体の交流会をやるようになって、そこからお祭りというかたちに発展しました。祭りには、ずっと千代田区で活動してきた登録団体さんのほかにも、MIWの出前講座などを通して繋がってきた上智大学、明治大学の男女共同参画セクションの部署に加え、上智大学(ECOなサシェづくり講座)や明治大学(ペットボトルのキャップを集めてワクチンにする活動)の学生さんたちが参加してくれます。」(小清水さん)

 

ご関心のある方はぜひ、足を運んでみてください!

千代田区コミュニティ探訪②〜ものづくり館 by YKKって何?

ものづくり館 by YKKは、ファスナーやボタンなどのメーカーであるYKKさんのイベント及びコミュニティ施設です。秋葉原駅から徒歩3分という好立地、10階建てビルの1階から4階までがものづくりを通して、色々な人が立場の違いを超えて自由に交流・情報交換できる場所となっています。 千代田の地域にも開かれたこの場所は、どんな目的で建てられ、運営されているのでしょうか?  館長の井上正弘様と木下舞様にお話を伺いました。

●ものづくり館ってどんな場所?

「ものづくり館の構想がはじまるもっと前に、ある社員から、”会社としてもっと一般の人と触れ合う場施設ができないか”、という企画提案があったんです。すぐには実現できなかったのですが、本社ビルの建て替えのタイミングがあり、この場所の企画が一気に進みました。そこから一気に実現しました。 子どもからお年寄りまであらゆる年齢層の方を対象に、ファスナーをつかってものづくりの楽しさを知ってもらい、商品も知ってもらい、そしてYKKのことも知ってもらうというのがこの館の目的です。」(井上館長)

1Fはワークショップのスペースになっています。たくさんのファスナーとミシンが並び、手芸・工作など、年間60回ものワークショップやいろいろなイベントが開催されています。

1Fワークショップスペース

 

2Fは学び舎としてファスナーのしくみや歴史が学べる展示スペースです。巨大なファスナーの模型は、意外と知らなかったファスナーの閉まる仕組みがとってもよくわかるおもしろい展示。

 

●ものづくり館にはどんな人が訪れている?

このような企画を提供しているものづくり館には、ふだんどんな方がいらっしゃるんでしょうか?

「保育園や小学校の体験学習でいらっしゃって、それがきっかけでものづくりの楽しさを知って再訪してくださる方たちもいますね」(木下さん)

●YKKについて

「弊社は1934年に創業し、60年前に神田に本社を構えて、この地域とともに成長してきました。企業として地域社会の発展にも貢献したい、ということもあり、地域の人たちとのコラボレーションも続けてきました。

たとえば、台東区南部・徒蔵(カチクラ)エリア(御徒町~蔵前~浅草橋にかけての2km四方の地域)のものづくりの人たちが中心になっておこなっているモノマチというイベント(https://monomachi.com)にも、ずっと参加してきましたし、千代田区だと、ちよだ生涯学習カレッジさんや、ちよママさんともいっしょにイベントをやらせていただいたりもしています。
多様性があって自由に入れる場所を目指していますので、4Fのセミナールームは外部の方に場所貸しもしています(*有料)。
ファスナーに関係がなくても、ものづくりということであればぜひご利用いただけたらと思います。千代田区の地域の方たちにも気軽にご相談いただきたいです。」

3Fはクリエイティブ・ラウンジ。ファスナーやボタンの特殊アイテムやトレンド情報を紹介していて、デザイナーやクリエイターの人たちの情報交換の場としても。

そして4Fは、セミナールーム。勉強会やセミナー、展示会などが行われるスペースですが、注目したいのは外部へも貸し出しされていること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千代田区のような都市部では貴重な、企業と地域のつながりとコミュニティづくりを、ものづくり館 by YKKではすすめています。

ご関心のある方はぜひ訪問&お問い合わせしてみてください!

[6/11] 都心千代田のまち・未来トーク~「令和の時代」のまちづくり 都市計画マスタープランをリニューアル~

ちよだコミュニティラボ2018年度事業説明&意見交換会 参加者募集!

2017年の「ちよだコミュニティ ラボ」の事業では、多くの方にご協力・ご支援を頂きましてありがとうございました。
交流イベント「ラボライブ!」に参加頂いた実行委員様・お客様同士での交流が継続しているという話や新たなプロジェクトが始まったという話などを伝え聞いていることもあり、事務局一同、大変、嬉しく思っております。

さて、本年度も、「ちよだコミュニティ ラボ」は継続して参ります!

そこで、昨年度の交流イベント「ラボライブ!」の実行委員のみなさまを始め、千代田区で活動されている方たちに、今年度の地域コミュニティ醸成支援事業全体の説明をさせていただくと共に、今年度の「ラボライブ!」など交流イベントについての意見交換会を下記の通り開催します。

また、今年度、千代田区は、東京メトロが実施する「地域情報シェアツール“ためまっぷ”」の千代田区での実証実験を後援することになりました。地域活動を実践している方にも役立つツールですので、ご紹介と意見交換もできればと考えております。

ぜひ、ご参加いただき、本年度の「ちよだコミュニティ ラボライブ!」についてもご意見などもいただければと思っております。また、当日参加できないが関心ある方も、メールなどで事務局に、ご連絡いただければ幸いです。

今年度も、多くの方にご参加いただき、ご一緒させていただけることを楽しみにしております!
どうぞ、今年度もよろしくお願いいたします。

事務局一同

ちよだコミュニティラボ2018年度事業説明&意見交換会

1.日時 6月1日 18:30~20:30
2.会場 千代田区役所4F 研修室
3.内容 1)東京メトロによる地域情報シェア実証実験「ためまっぷ」のご紹介
2)ちよだコミュニティラボ 昨年度報告&今年度事業紹介
3)ちよだコミュニティラボライブ! 今年度開催についての意見交換会
4)参加者交流会
4.参加登録
ご参加頂ける方は、ちよだコミュニティラボ2018年度事業説明&意見交換会参加登録フォームより参加のご連絡を頂ければ幸いです。

→ 参加申込フォーム :https://pro.form-mailer.jp/fms/fc5d6922136121

その他、ご不明な点などございましたら、お気軽に事務局(chiyolab@empublic.jp)までご連絡くださいませ。