千代田区のコミュニティ活動の紹介

まちみらい千代田(住宅まちづくりグループ)

マンション内のコミュニティづくり

まちみらい千代田 住宅まちづくりグループでは、マンション居住支援を目的として、「管理・コミュニティ支援」「建物維持・整備支援」「防災対策促進支援」「情報収集・発信」などの様々な事業に取り組んでいます。
その中で、居住環境や地域防災力の向上という観点から、マンション内や地域とのコミュニティづくりというソフト面の支援と、建物の維持管理といったハード面の支援の両面の支援が必要であると考え、様々な取組みを行っています。
分譲マンションは、多数決により様々な事項が決議されていく一つの合議体です。そのような場では、コミュニティ、いわゆる顔の見える関係や何でも気軽に話せる関係を上手く作っていくことが、スムーズな組合運営を行うカギとなります。
千代田区は、住民の85%以上がマンションなどの共同住宅に住んでいるという非常に特徴のある地域です。マンション居住者のコミュニティづくりは、千代田区のコミュニティづくりの中でも重要な位置づけと認識していますが、マンションといっても築年数や規模など多様であること(千代田区には中小規模マンションが多いのも特徴)、ホテルライクなつながりのない生活を望んでマンションを選択したという、コミュニティから距離を置きたいと考える方も多いこと、さらに、個人情報保護法の規制が厳しいことなどから、コミュニティづくりは容易なことではありません。2019年度の千代田区分譲マンション実態調査結果でも、管理組合以外に自治会を組織しているマンションは6%という結果になっています。
まちみらい千代田では、こうした状況の中、少しでもマンション内や、マンション住民と地域とのコミュニティづくりを支援するため、様々なサポートを実施しており、その一つが「マンションのコミュニティ活性化事業助成」です。管理組合等でコミュニティ活動(イベント等)を行う際に、その経費の一部を助成するというもので、講師やゲストの謝金の他、イベントの茶菓子代、消耗品費など多様に使うことができます。現在は、納涼祭りやクリスマス会などのイベントでの利用が多くなっていますが、まだまだ活用されていないマンションも多くありますので、コミュニティイベント開催と助成制度の積極的な利用を呼びかけています。
(マンションのコミュニティ活性化事業助成についてはこちらをご覧ください。https://www.mm-chiyoda.or.jp/living/9994.html

こうした経済的な支援の他にも、区内関係団体等の情報をチラシやデータで各マンションにお送りしたり、マンション区分所有者や役員の意見・情報交換の場である「マンション連絡会」の開催、マンションの維持管理やマンション生活に役立つ情報を年4回提供する千代田区マンション情報紙「マンションサポートちよだ」、マンション管理のための講座の開催なども行っています。

なお、概ね5年に1度、マンション管理組合やマンション管理会社などの協力を得て、分譲マンション実態調査も実施しており、その調査結果は、千代田区のマンションの状況を知ることができる貴重な資料となっています。
○調査報告書は以下よりダウンロードできます
https://www.mm-chiyoda.or.jp/development/other.html

まちみらい千代田には、住宅まちづくりグループ以外にも、産業まちづくりグループ、協働まちづくりグループがあり、協働まちづくりグループでは、「千代田まちづくりサポート事業」として、自主的なまちづくり活動を行っているグループに対して、その活動経費の一部を助成する取組みも行っています。
https://www.mm-chiyoda.or.jp/development/machisapo2015.html

マンション内やマンション住民と地域とのつながりづくりは、千代田区で豊かに暮らす、安心安全に暮らすといった面でも重要であると思います。まちみらい千代田では、マンション生活をサポートする様々な取組みを実施していますので、積極的にご活用ください。

https://www.mm-chiyoda.or.jp/living

活動紹介

マンション管理講座やマンションコミュニティ活性化事業助成などの各種助成などについては、以下サイトをご覧ください。
https://www.mm-chiyoda.or.jp/living