特集:子どもたちが自分で理想の遊び場をつくることを目指して
千代田こどもの芸術祭の夏のイベント紹介
村上沙織さん
千代田こどもの芸術祭は、コロナ禍で学校行事などのイベントが少なくなってしまった子どもたちに体験の場とその機会をつくるため、就学準備教室リリーフを主宰されている村上史郎さん、村上沙織さんにより、2021年に立ち上がったプロジェクトです。
子ども芸術祭って?
「子どもたちが安心して小学校に入学して、楽しい毎日を送ってほしい」と、就学前に集団生活などの体験をする「就学準備教室りりーふ」の活動をされている村上史郎さんと村上沙織さん。
コロナ禍になり、我慢ばかりを強いられる子どもたちを間近で見て、何かできないかと考えた沙織さんの発案から、芸術やアートに造詣のあった史郎さんといっしょに「こども芸術祭」として始めることになりました。
今年で3年目となる「千代田こども芸術祭」。これまでにもアートとお祭りを融合させた「子ども縁日」やアートと自然をテーマに企業協賛で行われた「番町焚き火アートナイト」、神田にある稲荷湯で「お風呂コンサート」を行うなど、地域のスペースを活用しながら、地域の方とのつながりを増やす活動に力を入れていらっしゃいます。
http://relief.wp.xdomain.jp/kodomono/
「こどもの体験・表現・創造というこどもたちのアクティブな部分を大事にしていくというのが1番の主旨でそこは絶対に崩せません。そういうこどもたちの場づくりをしていくというのがあります。でも、それをやるためのプロセスとして私たちが大事にしているのがいかに本気の大人がそこに参画しているか」と村上さんはおっしゃいます。
8月と9月のイベントのお勧めポイントは?
今年のテーマは「遊び場づくり」。こどもたちが自分で理想の遊び場をつくることを目指すとされています。
「千代田こども芸術祭」の活動は、地域の方も運営ボランティアとして関わることもできます。都会の子どもたちの体験を一緒に広げていけたら、子どもたちにとっても魅力的な千代田になるのではと、ますます目が離せません!
開催概要
○8月のイベント「つくろうアソビバ!アートプレイパーク」
夏休みのこどもたちの居場所として、区民館を大きな自由な工房(アトリエ)として開放します。
日時:8月10-11-12日
場所:千代田区万世橋区民館
詳細: https://chiyolab.jp/archives/19271
○11月のイベント「番町たき火フェス2023」
都会で、たき火、やっちゃおう! 今年も開催!
日時:①9/17(日)②11/4(土) 雨天の場合は次の日へ順延
13:00~20:00
場所:番町の森(千代田区二番町14)
詳細:https://chiyolab.jp/archives/19281
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