忙しい千代田だからこそ、”丁寧な暮らし”を話したい
ワークショップ「“千代田での丁寧な暮らし”を話そう」~第2回・豊かな五感が導く丁寧な暮らし のご紹介
「千代田区だからこその「丁寧な暮らし」について考える場を開催したい」という、麹町在住の黛さんのアイデアから始まった本活動。
千代田区で丁寧な暮らし(?!)
ある意味斬新であり、効率であることや便利であることが優先される都会の中で、一見相反するように見えるこのテーマを、色々なアプローチで探求しています。
なぜ、丁寧な暮らしなのか?
そもそも、黛さんがこの活動をやってみようと思われたのは、子育てを軸にする生活を10年されてきた中での、以下のような思いからです。
都会の中では、いつも丁寧な暮らしをすることは難しいかもしれません。
ただ、それぞれの生活の中で、時々かもしれないけど、自分なりの「丁寧さ」に目を向けることで、性別、ライフスタイルに関わらず、豊かで彩りある暮らしになるのではないでしょうか。
また、その丁寧さには、それぞれの人がもっている視点やこだわりがあるからこそ、「話す場」にそれぞれの視点ややり方を持ち寄ることの意義があります。
特に「暮らし」のことは普段、表にでないからこそ、他の人の考えを聴くことで発見があったり、自分の暮らしぶりを認めることになるのではと、丁寧な暮らしについて「対話」をすることをこの活動の軸としています。
今回のイベントのお勧めポイントは?
第2回目となる、今回は「豊かな五感が導く丁寧な暮らし」がテーマです。
そのテーマに関連し、「聴く」「触れる」「話す」が一度に体験できるプログラムとなっています。
「聴く」では、区内でマッサージサロンを営み『触れる日々』を送る辻田祥子さんをゲストに迎え、自身の五感の変化や身体感覚に対する意識の変化 (自身の身体の声をきくことの大切さ)についてお話をお伺いします。
「触れる」では、千代田区神田錦町にある「紙の専門商社」株式会社・竹尾のファインペーパーの中から、異なる質感の10枚の白い紙をセレクト。
それらを実際に見て触れて、違いを体感し楽しみます。
また、それぞれにつけられた素敵な名前(波光・風光・サーラコットン等)が、より繊細な感覚へ導いてくれることを実感する体験も行います。
「話す」では、ゲストのお話と体験を通して感じたことをもとに、参加者の皆さんと一緒に、「本当の豊かさとは」「経済的な豊かさが心の豊かさにスムーズに繋がらないのはなぜなのか」を一緒に考えていきます!
ついつい忙しいと、都会の中にもある「フッと心を奪われる瞬間」や「季節の移ろい」などを感じたり、自分の体の声を聴くことを忘れがちです。
一度立ち止まり「自分の身体感覚・五感」を突き詰める時間を一緒にすごしませんか。この時間こそが、都会の中の「丁寧な時間」かもしれません。
開催概要
日時:2023年7月23日(日) 10:00~11:30(予定)終了しました!
会場:一番町周辺
(参加者登録頂いた方には別途ご案内します)
定員:15名(先着順)
プログラム:
1.ゲストトーク「『触れる日々』がくれた心と身体と暮らしの変化」
ゲスト・辻田祥子さん(アロマティックリンパドレナージュセラピスト)
2.「意識的に触れる体験」~風合い豊かな『竹尾』の紙に触れ、付けられた名前とともに、その肌ざわりを丁寧に感じてみよう~
3.対話「経済的な豊かさが心の豊かさにスムーズ繋がらないのはなぜか」
詳細:https://urbanist-chiyoda.net/1806/
お申込みは、こちらから
これまで
第1回は「効率化(プロセスにかかる労力と時間を最小化すること)は豊かな暮らしに繋がったのか」という問いをきっかけに、暮らしにおける様々なプロセスを大切にすることの可能性を『時間』という視点で考えました。
様子はこちらからご覧になれます。
https://urbanist-chiyoda.net/4155/