参加者は全5名で、内Twitter利用者が３名、全く初めてという方が２名でした。シニアの方でもITが苦手な方と、かつてmixiを利用していた方、10年前からTwitterを利用されている方がいらっしゃいました。

まずは小林さんよりTwitterの特徴の説明があり、画面共有をして実際のTwitter画面も見せてくださいました。また、参加者の方から「そもそもその画面にはどうやっていくの？会員登録が必要？」という質問が出ましたので、アカウント作成の手順の解説も行い、アカウントを作る際のユーザーネームについての注意点などのアドバイスもされました。

アカウント作成の説明が終わったところで、自分が情報発信するだけでないTwitterの機能の一つである、「様々な人と繋がるために検索の方法、＃（ハッシュタグ）検索」の説明もありました。ハッシュタグの機能を知って頂くため、実際に「＃ごちそうちよだ」で検索している様子を見て頂き、共通の趣味や興味がある人と繋がれることをイメージしていただきました。

一通り、Twitterの機能説明が終わり、さらに、Twitterのもう一つの活用方法である「情報を得る」ことについての説明がありました。すでにTwitterを使っている参加者の皆さんから、おすすめフォローアカウントのお話しになりました。

・政治や経済について関心があるので、政府機関や国内外の政治家のフォローをして情報を得て楽しんでいる。

・災害速報のアカウントなどをフォローしていると、テレビのニュースなどより早く災害情報を得ることができる

・ネットニュースを発信しているアカウントをフォローすることで記事を楽しむ

・地域の公式アカウントをフォローして地域情報を得る、また、動物園のアカウントをフォローすると動物の様子を見て楽しめる

といった声もありました。数えきれないほどのアカウントがTwitter上にはあるので、公式マークの有無も大事なフォロー基準になります。

最後は皆さんで感想共有をしました。シニアの方々からは「あまり難しくなさそう…しかし、若い人はそんなに情報が欲しいかね？」と、情報の多さに少し困惑されている様子もみられましたが、
「個人ではやらない可能性は高いが団体やビジネスの場面で、新しい人にリーチするといったためなら必要と感じた」
「カタカナ用語が難しくて理解するのが大変」
というご感想をいただけました！

また「シニアにSNSやZoomの教えてくれる方募集中です！」という声もあり、SNSが世代間交流のきっかけになるにではないかと感じました。

秋葉原無線部の佐原さんから「今回初めて、地域の方とお話する機会があり、もしかしたら、何かお役に立てるかもという実感を得ました」、また、小林大輔さんからも「これをきっかけにTwitterを皆さんに楽しんでもらいたい」といった感想があり、会が終了となりました。

今回アドバイザーを務めてくださった小林大輔さん、同じく秋葉無線部の佐原さんのおかげで、シニアの方々にTwitter・SNSに興味を持っていただけたのではないかと感じます。

また、なにより実際に自らで使ってみることが大事だと思いますので、コロナ禍が落ち着いたら対面のイベントを開催したいと思いました。