【レポート】 アーバニスト@千代田 アクション・ミーティング

2022年10月4日、「アーバニスト アクションミーティング」を開催しました。

会場とオンラインのハイブリッドで行い、千代田区に在住・在勤の方、アーバニストというテーマに興味を持たれた方など15人の方にご参加いただきました。(会場11名・オンライン4名)

既に活動を始められている方、活動のアイデアをお持ちの方にお集まりいただき、各々が考えているアイデアを効果的に実現するためにはどうしたらいいかを一緒に考え、相互にアドバイスし合い、次のアクションにつなげることを目的としています。

イントロダクション

本日の進行役でもある事務局の広石より、アーバニストプロジェクトについて紹介がありました。
冒頭、アーバニストの取り組みでは、都市に住み都会の生活を楽しんでいる人にスポットをあて、個人から始まるまちづくりについて考えていきたいというお話がありました。

都市に暮らす人の想いや関心からアクションが始まり、広がりつながることが都市の魅力をつくる。千代田に暮らす・働く・活動する人の日々の想いと千代田にある豊富な資源を掛け合わせることで、新しい機会や関係性が生まれ、次第に関わる人が増えるとまちを共に考えるようになる。その連鎖が千代田の新しい魅力・可能性を生むという説明がありました。

アイデア紹介+意見交換

次に、既に活動をされている方・活動をお持ちの方よりアクション・アイデアのご紹介を頂きました。当日は13のアイデアの発表がありました。

  • 防災の担い手のネットワークづくり
  • 百年企業と2040年の千代田を考える会
  • 地域で活動する人を紹介する動画メディア
  • 「千代田で丁寧に暮らす」を考えるワークショップ
  • 群馬県嬬恋村(都市交流対象都市)とのオンライン飲み会
  • 神田の「オーラル・ヒストリー」~町の人の声のアーカイブ
  • 中高生が千代田で働く大人と仕事やキャリアを話す会
  • ユーモア・スピーチの会に参加してみる
  • エスコートダンスを体験してみる
  • ウォーキングサッカーを体験してみる
  • 障害者福祉センター「えみふる」の講座に参加してみる
  • 大妻女子大の学生と考える、食に関する地域活動
  • 千代田のまちの魅力を深掘る“まちあるき”を共に企画する

ご紹介後は、各アイデアを実現するために・さらに広げていくためにはどうすればよいかの意見交換を行いました。自分だったらどういうことがあったら参加しやすいか、こういう形なら協力できそうといった視点で参加者の皆様より様々なご意見が出ました。

  • ユーモア・スピーチの会に参加してみる
    →時間やテーマの工夫で、他世代の参加のきっかけを作るのも良いのでは?
  • ウォーキングサッカーを体験してみる
    → どうしたら地域の人と連携できそうか? ①友好都市との連携、②学校・施設との連携などが考えられる
  • エスコートダンスを体験してみる
    →どこでやっているのか、いつやっているのかを知りたい
    →エスコートダンス・ウォーキングサッカーや食の体験を、一か所でまとめて体験出来たら良いのではないか
  • 大妻女子大の学生と考える、食に関する地域活動
    →他の活動とのコラボレーションが色々考えられる
    →防災関係:防災品を美味しく食べられる料理の方法、実際食べてみるイベント
    →嬬恋村との連携:嬬恋村は花豆が特産なので、イベントの一つに花豆を共有してはどうか。
  • 百年企業と2040年の千代田を考える会
    →朝活「アサゲ・ニホンバシ」(創業100年以上企業「マエヒャク」と新参者ながらユニークな活動を続ける「アトヒャク」の2人の登壇者のプレゼンテーションを聞く会)の紹介が、千代田でもできないか
  • 神田の「オーラル・ヒストリー」~町の人の声のアーカイブ
    →①秋葉原の今昔のお話、②歴史的事象を当時の人に話を聴くなどのアイデアの広がりも考えられる

企画を考える

最後に、アイデアの実現に向けて議論が行われました。より効果的に実現するための方法として、アイデアとアイデアのコラボレーションの企画が出ました。

エスコートダンスやウォーキングサッカーといった取り組みについて、知っていただくための体験会を一緒に開催する。一か所で色々な活動を体験することで、単独開催よりも多くの方にご参加いただけるのではといったご意見がありました。

その他、大妻女子大学で行われている食の地域活動は、防災の取り組みと連携し、防災品を美味しく食べられる料理の方法の紹介や実際食べることができるイベントの企画、群馬県嬬恋村の取り組みと連携し、花豆を使ったレシピの考案など、他の活動とのコラボレーションの企画が沢山生まれていました。

また、神田の「オーラル・ヒストリー」のアイデアの実現に向けて、他の区での取り組みのご紹介から、秋葉原に住んでいる方に新旧のお話を伺う企画案や、歴史的事象を当時その場所で暮らしていた人に話を伺うことで、歴史を多面的に理解することができるのでは?といったご意見もありました。

今後、それぞれのアクションの実践に向けて、取り組んでいきます。

参加者の声

○行動を起こしてみたい

  • 良いアイデアをお持ちの方、やる気のある方々が集まっていらっしゃるので、「ちよだアーバニスト(仮)」と一括りにして何かテーマを決め、今お持ちのアイデアをそれに沿ったものにできるだけ寄せ、まずは活動するのがいいかなと思いました。もしそういうことになったら、調整をしたり情報を発信したり、雑務的なことでもお手伝いできるかなと思っています。
  • 今日のアイデアをアーバニストのメンバーでチームを組み、実行していきたい
  • 中高生との交流に取り組んでいきたい
  • 旧街道をウォーキングし、歴史を学びたい
  • 新旧の企業が集える場所を作りたい
  • 「ユーモア川柳」の講座を中高生向けに開催したい
  • 大妻女子大学の取り組みと連携し、日本人の生活の質向上を目的とし、食とコミュニケーションで企画を作ってみたい

〇課題と感じること・ご要望

  • アーバニスト@千代田の広報により力を入れていただき、会に参加する人がもっと増えるとよい
  • 連絡網があると良い
  • 活動のマッチングができたら良い
  • 歴史ある企業や素晴らしい取り組みをしている企業を紹介してほしい
  • 会場・場所を提供してほしい
  • 効果的な広報について教えてほしい(チラシを置く場所など)
  • 既に活動している方・これから関心を持ってほしい方の知識格差を埋める方法が見つかると良い

〇その他:参加者への感想

  • 皆さんのパワーに圧倒されました
  • 難しい言葉・専門的な言葉ではない表現を使うことでみんなが繋がれる
  • 広い会場での体験会、インタビュー企画良いですね
  • 皆さんの話を伺い身が引き締まる思いがした。今後も多くの意見に耳を傾けていきたい

アーバニスト@千代田 アクション・アイデア集

8月のアイデアソンから出されたアイデアより、さらに具体化を進めたいとされたアイデアを「アーバニスト@千代田 アクションアイデア集」としてまとめました。

<千代田をもっと知りたい!>

  • みんなで魅力発見 皇居ラン/ウォーキング
    身近にあるけどよく知らない皇居。史跡や場所の歴史やエピソードを調べて共有しながら、一緒に走る、歩く。
  •  老舗、地域のお店を訪問し、話してみよう
    意外と知らない、初めてだと入りにくい老舗や地域のお店に一緒に訪問し、買ったり、食べたりしながらお店の人と話してみる。その経験をSNSで発信し、お店と新しい人との接点を広げる。 
  • 神田のオーラル・ヒストリー~町の人の声のアーカイブ
    神田に長く住む人、昔を知る人の経験談を聴く。江戸時代からの歴史、第2次世界大戦の空襲、都心開発による変化など、住民の視点からの神田の街の変遷についての声を記録する。
  • 地域で活動する人を紹介する動画メディア
    思いを持って地域で活動をしている人にインタビューし、活動内容や個人の想いを伝える動画を作成し、アーカイブしていく。動画は小学校などでも活用してもらう

<千代田でもっと話そう!>

  • 千代田で丁寧に暮らす」を考えるワークショップ
    「食べ物や衣服にこだわりたい」「子どもと向き合う時間を大切にしたい」といった自分の暮らしでのこだわりについて話し合い、それを活かしてできる地域や社会への貢献を考える対話の場
  • 百年企業と2040年の千代田を考える会
    千代田には100年企業が多くある。千代田のことをずっと見てきている人たちがまちの変化をどう見てきたのか知り、これからの千代田を一緒に考える場
  • 中高生が千代田で働く大人と仕事やキャリアを話す会
    千代田には多様な仕事をする人、専門性が高い人が多くいる。働く大人たちと中高生が仕事やキャリアについて話しあう場をつくる。そこから中高生が地域で集える居場所にしていく。
  • 防災の担い手のネットワークづくり
    地域には、災害時寄り添いサポーター、マンションや企業の防災担当者、町会や消防団の方など防災活動に携わる人が多数いる。その人たちのネットワークをつくり、日頃防災活動に参加できていない方にも関心を持ってもらえるような勉強会を開催する。
    「災害時寄り添いサポーターの会」のキックオフミーティングを10月22日10時から、かがやきプラザ4F会議室で開催予定。
  • 群馬県嬬恋村(都市交流対象都市)とのオンライン飲み会
    千代田の友好都市である嬬恋村と千代田の在住・在勤者の交流の第一歩として、オンライン飲み会などの交流会を開催する。そこからツアーなどにもつなげる。 
  • アーバニスト親睦会
    区役所10階の食堂・喫茶エリアからの「都心の夜景を楽しみながら食事をする」イベントで親睦を図る。 

<活動に参加してみる>  

  • 「プラッと縁側@番町の森」の運営に参加してみる
    番町の森で町の人が気軽に立ち寄れる場として開催している「プラッと縁側」の活動に参加し、地域での交流や助け合いが始まるきっかけをどうつくるか、一緒に考えてみる
  •  障害者福祉センター「えみふる」の講座に参加してみる
    えみふるで開催される、地域向けの公開講座やえみふるのボランティアメニューから自分の関心や空いている時間に合わせて参加し、利用者さんや職員と話してみる。
  •  ウォーキングサッカーを体験してみる
    走らないサッカー「ウォーキングサッカー」はシニア世代やサッカー未経験の人も参加しやすいスポーツです。上智大学公認のインカレサークル「シャクル」の活動に参加し、ウォーキングサッカーを体験してみる。 次回は、9/28(水) 18:00~上智大学真田堀グラウンドにて開催。 
  • ユーモア・スピーチの会に参加してみる
    「人を和ませるおもしろさ」を通して人とつながり、自分も健康になれる場、シニア大楽の「ユーモア・スピーチの会 秋葉原例会」に参加してみる。
  • エスコートダンスを体験してみる
    エスコートダンスは、踊る時には皆平等。手を取りお互いに「許す」「認める」「共創する」非言語コミュニケーションを体験し、地域、教育、観光でどう広げていけるかを考える。

 <企画を考える>

  •  千代田の地区毎の特徴をもっと楽しむ方法を考える
    千代田は地区毎に個性があり、多様な魅力がある。各地区の特徴や魅力、地域の人を知り、交流を深めることができる企画を考えてみる
  • 大妻女子大の学生と考える、食に関する地域活動栄養士を目指す学生や卒業生と地域の方とが協力し、「食を通じて、千代田を健康と幸福にする」をテーマにした活動の企画を考える
  •  学生、企業と連携した地域のLINE教室、Zoom教室を企画する
    地域でのデジタル活用を進めるLINE教室やZoomの使い方講座を、千代田の学生やIT企業の力を借りて行うために、どのように企画するか、どうしたら協力しやすいか、一緒に考える
  • 千代田区の代表的な場所で、企業や団体とコラボによる観光スポットをつくる
    「千代田の神社などで、着物で踊れるダンスイベントの開催 」「日比谷公園を活用した千代田区外の人も参加できるイベント」など、地域の新しいお祭りやイベントを企画する