【レポート】ちよだコミュニティラボ意見交換交流会
7月22日、地域の活動団体の方々と、近状の活動報告、及び、今年度のちよだコミュニティラボの取組みについて意見交換を行う「ちよだコミュニティラボ意見交換交流会」を開催しました。11団体、計12人の方にご参加頂きました。
冒頭はコロナ禍を経ての現状の活動について、それぞれの団体の方よりご報告を頂きました。オンラインで行っていた活動が対面の活動に戻りつつあること、やっと、活動が徐々に始まりつつあることなどが紹介されました。また、今回新しく参加頂いた団体もあり、ご自身の活動について、またはこれから千代田で取り組みたいことなどについてお話を頂きました。
また、今年度の千代田コミュニティラボの取組み
・地域のイベントや活動の情報発信に注力をしていくこと
・なぜ「千代田でアーバニストになろう!」に取り組むのか
等について、事務局より紹介したのち、アーバニストを広げていくに当たり、団体の方々が考える「千代田のみなさんと行ってみたいこと」について意見交換を行いました。
ここで挙げられた意見は、7月26日開催された公開講座「千代田でアーバニストになろう!」において、「地域コミュニティ活動にある参加の機会 & プロジェクトを立ち上げよう! 」として、紹介しました。
今年度のちよだコミュニティラボのメインの取組みである「千代田でアーバニストになろう!」を広げるに当たり、地域の活動団体の方々こそまさにアーバニストであると言え、地域の活動を広げるとともに、千代田区全体でアーバニストを広げる活動を一緒に進めていければと思っています。
【意見交換より出されたアーバニストとして取り組みたいことのアイデア
千代田に数ある100年企業は、千代田のことをずっと見てきている存在。その人たちがまちの変化をどう見てきたのか知り、これからの千代田を一緒に考える場をつくりたい。
○千代田のまちのどんなことが知りたい?を集めよう
まちあるきの活動をしてきて、千代田の歴史や文化遺産、地元のお店にも出会ってきた。千代田にはまちを楽しむ資源がたくさんある。新しい方は千代田のどんなことをもっと知りたいか?体験したいか、話し合ってみたい。
○大妻女子大の学生と一緒に食に関する活動アイデアを出そう
大妻女子大では、栄養士を目指す学生や卒業生が地域と一緒に活動してきた。その経験をもっと地域に活かすため、地域の方と「食を通じて、千代田を健康と幸福にするプロジェクト」 を始めることができたら。
○防災に関する意見交換をしていきたい
地域には災害時寄り添いサポーターやマンション防災など、地域の防災活動に取り組んでいる人がいる。企業の防災担当者、町会や消防団の方、日頃参加できていない方なども交えて、 意見交換・情報交換をしていきたい。
○障害者福祉センター「えみふる」の講座に参加してみる
障害者福祉というと、ハードルが高そうに思えるが、「えみふる」では一般の人が参加できる 講座やボランティアなど関われることがたくさんある。一度、えみふるのイベントに参加し、 職員さんとも話してみませんか?
○認知症カフェで若年性認知症について学ぼう
半蔵門駅すぐに認知症カフェがあります。若年性認知症、認知症と就労継続などについて知り、 何ができるか一緒に考えてみませんか?
○千代田の学生が地域に関わるには?
シニア世代も参加しやすいウォーキングフットボールで地域との接点をつくってきている。ただ、学生が地域に関わりたいと思っても、活動時間の問題などがある。どのような連携が できるか、学生と地域の方で一緒に考えていきたい。
○地域でのデジタル活用
千代田に在学している学生さんや、千代田に数多くあるIT企業の力を借りながら、 LINE教室やZoomの使い方など、地域でのデジタル活用を進めたい。
○地域で活動する人にインタビューしたい
千代田で活動している人はどのような活動をしているの? なぜ活動をしているの?
その人の知る千代田の魅力・可能性と課題は? 千代田にある多様な活動にインタビューし、情報発信してみたい。