千代田区のコミュニティ活動の紹介

千代田区における外部空間のニューノーマル

法政大学デザイン工学部(教授)岩佐明彦さん

千代田区における外部空間のニューノーマル

新型コロナ肺炎流行後、公共空間における滞在の様態には大きな変化が求められている。いままでは「多くの人が集うこと」が公共空間の価値判断基準の一つであったが、感染予防の観点から密な接触を回避することが必要で、ある程度の間断性を持ちながら緩やかに人が集うしくみや設えが求められている。特に昼間流入人口が大きい千代田区では、オフィスワーカーや観光来訪者の利用する外部公共空間を時間的・空間的にどう棲み分け分散的な利用を促すべきかを検討していく必要がある。
本研究では現有する千代田区の公園54ヶ所を対象とし、以下3点を行った。
(1) 実踏調査による各公園のファシリティチェック
(2) 周辺地域からの利用者属性の推定
(3) ポストコロナにおける積極的な公園利用の検証

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