千代田区のコミュニティ活動の紹介
千代田区の商店街活性化についての調査・研究 -飯田橋商店街と神田すずらん通り商店街を事例として-
法政大学大学院・イノベーション・マネジメント研究科/地域研究センター (准教授)松本敦則さん
千代田区の商店街活性化についての調査・研究
東京の商店街を取り巻く環境は、コロナ禍における経済活動の停滞、生産年齢人口の減少、店舗の後継者不在などの大きな変化に直面している。
本事業ではこうした状況を踏まえ、千代田区の商店街の空き店舗の状況、商店街が抱える課題、後継者問題など商店街の実態を学生によるフィールド・ワークにより明らかにするとともに、商店街活性化の提案を行い、今後の千代田区商店街活性化施策の基礎資料とすることを目的とする。研究代表者が所属する法政大学専門職大学院IM研究科の講義において、その一環として本事業を実施した。
本事業の実施には、千代田区地域振興部商工観光課からご協力をいただいた。千代田区の団体や商店街(千代田区商店街連合会、神田すずらん通り商店街、神田古書店連盟、出世不動通り商店会、NPO法人秋葉原観光推進協会)から地域に関する課題をいただき、学生により調査、研究を行った。受講生36名を6班に分けチームを作り、質問事項の作成などを授業内で行い、その後各商店街組合の役員らにインタビューを行った。
最終発表会は、令和3年11月10日(水)に千代田区高齢者サポートセンター「かがやきプラザ」において、各地域や商店街関係者、区役所職員、法政大学関係者らの参加を得て行い、有意義な発表会になったと考える。今後も継続して活動していきたい。
実施者 法政大学地域研究センター 松本敦則