千代田区のコミュニティ活動の紹介

絵手紙さくらの会

高齢者の方の絵手紙による通いの場づくり

4人のメンバーで運営している絵手紙サロンです。
毎月、第三木曜日に、絵手紙をしながらおしゃべりを楽しむサロンとして運営しています。メンバーの皆さんが、顔彩などの画材や、対象となる季節の野菜やお花などを用意して、参加者の方ははがき代100円で参加できるようになっています。高齢の方も多いので、気軽に手ぶらで参加できることに、気を付けてらっしゃいます。
モットーは「下手でいい、下手がいい」で、絵が上手になるということよりは、それぞれの個性で好きなように描きましょう、楽しみましょうというスタンスです。しかし、そうはいっても、年に2回、区の文化祭の作品展や、自主グループ作品展にも出展しており、それが参加者の方の励みともなっています。

元々、メンバーが、区の介護予防教室として開催された絵手紙教室をお手伝いされていたのですが、その教室が西神田の高齢者センターの移設によりなくなってしまうということになり、ぜひ、続けてほしいという参加者の方の声に押され、自主グループとして立上げ、今に至っています。
自主グループ立ち上げは、社会貢献したいという志があったからですかとお伺いすると、皆さん、笑いながら、そんなもんじゃないですよ、やむを得ずなのよと。しかし、やはり、参加者の方が集まる場を続けたいという想いが、今の活動とつながって、10年となっています。自主グループの立上げの際には、手ぶらで参加できるようにするための道具などの保管場所の問題や今までやっていた近くでの会場探しなど大変だったそうですが、そこは現在のリーダーがまとめ役となって奔走してくださったそうです。
中には、90歳を超える方も参加されており、バスに乗って月に1回参加されています。黙々と絵手紙を書かれていますが、例えおしゃべりに参加しなくても、自宅で自分だけで絵をかくのとは異なり、月に一度外出する、みなさんのおしゃべりを聞くというのも大事なことではないかということだそうです。

絵手紙サロンでは、常連さんがほとんどなので、参加者の方の月に一度の集いの場として今後も継続していきたいそうです。運営メンバーの皆さん同士もチームワークよく、楽しんで運営されています。

○これから活動を立ち上げる方へ

リーダーを立てて自主グループを立ち上げるというのは、色々と難しいこともあります。しかし、やればやっただけのやりがいがあります。参加した方が楽しんでくださるのは自分のやりがいにもなっています。リーダーとして頼りにされるというのは、自分のやりがいに、つながっていると思います。

詳細は千代田区社会福祉協議会から毎月発行されるサロンだよりをご覧くださいhttps://www.chiyoda-cosw.jp/topics/category/cat02/

活動紹介

毎月第3木曜日に三崎町ふれあいサロンで開催