アンケートで見る千代田区のコミュニティ

区民の方へのアンケート調査などから、千代田区の今のコミュニティの様子をみてみます。

■定住意向とコミュニティ活動への関心

令和元年の世論調査によれば、「当分はここに住むつもり」「永住するつもり」と回答した人は、84%となっており、定住意向の高い人が多いといえます。
定住意向が高いということは、コミュニティへの関心も高くなると考えられます。実際に、「地域コミュニティ施策の一元的な推進」に向けた検討における区民アンケート調査では、地域の活動に興味や関心がある人の割合は、54.4%と5割以上となっています。また、令和元年の世論調査でも、町会活動やボランティア活動にに参加したことはないが関心がある人が、38.5%いました。

・定住志向/町会活動やボランティア活動への関心(第46回区民世論調査 令和元年)

・地域の活動への興味関心(「地域コミュニティ施策の一元的な推進」に向けた検討における区民アンケート調査 H25年 )

■町会やボランティアの活動状況

地域の関心はある人は多くいるとは思われますが実際に活動に参加している人は、26.2%と多くはありません。ただ、上述のように、参加したことはないが関心がある人が38.5%いることを考えると、区民の方が地域活動のし方がわからないという可能性も考えられます。

・町会やボランティア活動の参加(第46回区民世論調査 令和元年)

■町会への加入

世論調査では、令和元年の町会の加入している人の割合はは41.6%です。その加入率は、住居形態や、居住年月によって差があります。一戸建てでは、9割以上の加入となっていますが、分譲マンションで6割程度、賃貸マンションでは3割弱と低くなっています。

・町会への加入について(第46回区民世論調査 令和元年)

・住宅形状別、居住年月別加入率 (コミュニティ施策の一元的推進に向けた方向性の提示 H27年)

■コミュニティのつながりは?

また、近所づきあいの状況からコミュニティのつながり状況をみると、「いつも気軽に頼んだり相談できる人がいる」「いざという時に頼んだり相談できる人がいる」という人は、20.8%です。あいさつする程度の付き合いという人が32.3%ともっとも多くなっており、さらにほとんど顔も知らないといった人も21.5%もいます。それぞれに差があるものの、区全体で見たときに、コミュニティの交流が活発であるとは必ずしもいえないと状況ということができます。

令和元年の世論調査においては、地域との接点があるかどうかについて聞いたところ「お住まいの地域でのつながりについて、現在どなたか窓口となる方がいる」と回答した人は、31.9%であり、地域の窓口となる人とのつながりを持っていない人が多くいることが伺えます。さらに、住んでいる地域で継続的に関わっているつながり(町会、近所のつながり、マンション内のつながり、子どもの学校関係、活動・サークル、友人、会社の同僚など)が、全くないという方は全体の26.9%もいました。一方で、7割以上の人はなんらかのつながりがあるともいえるため、こうした多様な小さなつながりをきっかけに、地域コミュニティとして、つながっていける可能性があります。

・近所づきあいについて (第45回区民世論調査 H30年)

・地域の窓口について/継続的に関わっているつながりについて(第46回区民世論調査 令和元年)