【レポート】ちよだコミュニティ・ラボライブ!2022 意見交換会
2021年12月2日、オンラインにてちよだコミュニティ・ラボライブ!2022 意見交換会を開催しました。
千代田区で活動をしている方や区内の企業・大学の方など実行委員の有志29名(23団体)の方にご参加いただきました。
本意見交換会は、地域で活動されている方の近況を共有し、交流を図りつつ、2022年3月12日(土)に開催予定の今年度のラボライブの内容や開催意義について話し合うのが目的です 。
まず、最初に事務局の広石より、話し合いのきっかけとしていただくため、ラボライブのこれまでの流れと今年度の地域活動の状況から考えられるラボライブの方向性について提案・説明をしました。
その後、ラボライブ開催についてのご意見を頂くため、それぞれの団体や個人の方の近況とあわせて、ラボライブに対する意見、今年のラボライブに期待することなどを、一人ひとり、お話いただきました。
<各団体・個人の近況>
- 対面で講座をする形から、講座のオンライン配信ができるように取り組んでいる。
- 新しい取り組みとして、町会で高齢者向けのLINE教室 や子供向けの4駆のイベントなどにチャレンジしている。
- マンション防災について、防災委員会を発足させて、新しい形の防災訓練などを検討している。
- コロナ後、やり方を変えてオンラインで活動を続けていたが、リアルでの活動も少しづつ戻し始めている。
- オンラインの活動にしたことで参加者が増えた。そのため、ボランティアの人が足りない状態なので、ぜひ、千代田区民の方に参加してもらいたい。
- 高齢者の方がひきこもりでフレイルになることを懸念している。スマホを持っている方は多いので、スマホ教室などを進めたい。
- コロナ禍でまち歩きの活動はなかなかできていない。ただ、家に引きこもりの人が多いので、マイクロツーリズムのように、地域を歩くことのニーズはあると思う。
- 子どものための新しい地域イベントを企画している。同じ目的をもって活動をしている人たちと連携していきたい。
- 大学で都市の歴史と多文化共生をテーマに研究をしているが、もっとワークショップなど学外の人との交流を進めたいと思っている。
- コロナで学生と高齢者の方など「多世代交流」が難しい状況。Zoomなどを活動をしている。食に関わる活動なので、コロナで実現しなかったものも多い。Zoomでの講座や教室の配信などもやってみたい。
- ラボライブをきっかけに、大学や他の企業の人と連携した取り組みをすることができた。区内の他の方の力をお借りして何かできるのは楽しい。今年も一緒に何か進められたらと思っている。
- マンションコミュニティデザインの活動を広げたいと思う。地域の人と連携ができたらと思っている。
- 大学では区民の方とお話する機会がなかなかないので、直接区民の人から、千代田学などの取り組みについて意見をおうかがいできたらと思っている。
- コロナ禍で地域の人も、地元を知る機会を求めているのではと感じている。地域の人の得意な経験を活かせる場を提供したいと思っている。
- コロナ禍で子どもを連れていく場所がないことを懸念している。そのような場を提供したい。また、活動のボランティア募集もできたらと思っている。
- 自分の活動を他の活動の人と連携して広げたいと思っている。子育て系の活動は自分の経験だけでは足りないところもあるので、経験豊富な人にお手伝いいただけたらありがたい。
- ラボライブをきっかけに、地域の方の協力を得ることができて、自分たちの活動が進んだ。ここでできた成果物を使ってもらえる機会を探している。
- この1年で、SDGsの活動を千代田区でも進めることができた。もっと、千代田区の人にも参加してもらえるようにしたい。
- フレイル予防の活動をしているが、高齢者のひきこもりを懸念している。地元の観光などニーズがあるのではと思っている。高齢者をキーワードに他の活動の人とつながれたらと思う。
- 学生がボランティア活動をしたくても、コロナで活躍の場がない。ぜひ、声をかけてもらいたい。
<ラボライブに対する意見>
- 大学であると地域に縁がなかったが、ラボライブがきっかけで地域の人と出会いプロジェクトが進んでいる。もっと、知り合いを増やしたいので、参加してくれた人がどんな方かもっと知れる機会があるとよいのではないか。
- ラボライブで知り合った人とコラボをするには、積極的に事務局にお願いしてというのがないとというのもある。もっと、簡単につながる方法はないか。
- 5年間の開催で、折角のつながりが出来たので、何かアクションにつなげたい 。
- イベント中に盛り上がっても連絡先を知らないのでそれで終わりになってしまうことが多い。今後もつながれるような工夫はできないか。連絡先の共有を安全にできるような仕組みを検討できないか。
- その場の対話だけでなく、後のコラボやアクションにつながる交流の場にして欲しい。
- 全参加者の「したいこと」を大切にして欲しい。
- 「この人とつながりたい」を、どうつなげるか工夫が必要だ。
- 1日だけでなく、分散開催もあってもよいのではないか。(近いエリアの人、近いテーマの人など)
- 目標を共有するカテゴリー別につながれる場にして欲しい。
- オンラインだけであると難しいので、距離を縮める機会があるとよいのではないか。
- ボランティア、アドバイスなどを探している人がわかるようにすると、もっとコラボや活躍の場が広がるのではないか。
- 当日参加できない人のためにアーカイブ配信などもあるとよいのではないか。
これらの意見を反映し、事務局では3月12日のラボライブ開催に向けて、実行委員の皆さんと一緒に取り組み、準備をしていきたいと思います。
ラボライブの詳細・実行委員の登録については、以下よりご覧ください。
https://chiyolab.jp/lablive22e