ちよだコミュニティラボ 2017年度レポート
千代田コミュニティラボの2017年度の取組をレポートにまとめました。
長らく地域を支えてきた人の思いや守ってきたことを踏まえつつ、新しい区民の思いやライフスタイル、そして通う人、訪れる人にも対応できる地域の姿、コミュニティとは何か?という問いに、正解はありません。
この正解のない問いに対して、区民や区内で活動する人たちが共に考え、試行錯誤する実践から学びながら、新しいコミュニティの姿を探求していく、まさにラボ(探求の場)として、地域コミュニティ醸成支援事業を行っています。
平成29年度4月にスタートし、下記の3つの問いに対する探求を行ってきました。
LAB1:マンション住民にとって必要な「つながり」とは?
(マンション・コミュニティ・ゼミ)
LAB2:これからの地縁関係は? 町会と新しい住民とのつながりを広げるには?
(神田公園地区連合町会 地域課題解決支援)
LAB3:NPO・ボランティア・大学・地域はどうつながれる?
(ちよだコミュニティラボライブ!)
これらの取組を、区民のみなさんと試行錯誤してくる中で、つながるためにつながることはできないが、「地域をシェアする」「課題をシェアする」「リソースをシェアする」という3つのシェアが鍵になること。しかし、「知らない人」同士で信頼を生むことは難しいため、鍵は「お互いを知るプロセスにある」と考えています。
2018年度も引き続き、地域を舞台にしたシェアの可能性を探る取り組みを進めていきます。
レポートは、現場の雰囲気が伝わるよう工夫しています。ぜひご覧ください。