千代田区のコミュニティ活動の紹介

千代田学:千代田区におけるSDGs達成に向けた共創的な食育推進に関する研究

代表者:加藤理津子さん(東京家政学院大学人間栄養学部人間栄養学科)

千代田区におけるSDGs達成に向けた共創的な食育推進に関する研究

「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を掲げている。この中には食育と関連の深い目標も設定されている。日本においては持続可能なフードシステムを構築することを目指し、食育により社会全体で連携・協働、共創していくことが求められている。したがって管理栄養士にも「持続可能な食」の面からSDGs達成への貢献が期待されている。
一方、第4次食育推進基本計画(農林水産省)「持続可能な食を支える食育の推進」では、SDGs 12「つくる責任 つかう責任」つまり持続可能な消費と生産への貢献が求められているが、実際には環境に配慮した生産やフードロス削減など生産者に重点を置いた検討が行われている。しかし、つくる側(生産者)だけでなく、つかう側(消費者)への食育を通し、消費者と生産者の双方向からの取り組みを推進することもまた不可欠である。
そこで、管理栄養士の卵たちが、「持続可能な消費と生産」を推進するための食育推進ツールの開発と普及活動を行った。

活動紹介動画