マンション・コミュニティ・ゼミ2018 シェアリング@千代田

基礎編3 住まいをシェアしよう

2018年8月8日(水) 18:45~21:00

会場:千代田区役所 401会議室 (九段下)

マンションを買った、借りた時、自分の部屋(専有部)の空間を手に入れたと考えてしまいがちです。
ただし、どのマンションにも必ず「共用部」があります。エントランスや廊下に限らず、ベランダも避難経路に使われることから共用部となります。
そう考えると、マンション暮らしには、必ず「シェア」が含まれていて、マンションに住むことは、様々なシェアが前提となるのですが、日頃、意識することは多くありません。購入でも賃貸でも、多くの場合、個別に部屋を選択し、入居します。その後に「この人たちとシェアしていたのか」と気づくのが当たり前となっています。

「コーポラティブハウス」や「シェアハウス」は、その住居内でのシェアを意識的に行っています。

「コーポラティブハウス」は、住居を設ける前に、入居希望者が集まり組合を結成し、その組合が事業主となり、土地取得から設計者・建設業者の手配まで、建設行為の全てを行う集合住宅のことです。
「シェアハウス」は、一つの住居を複数人で共有して暮らす賃貸物件のこと。一般的にはキッチンやリビング、バスルームなどを共有し、プライバシー空間として個室を利用します。

コーポラティブハウス、シェアハウスというと特殊なものと考えがちですが「共有部」の自分にとっての意味を、自覚して暮らすことと考えられます。そこでの共有部の考え方や使い方、住民同士の関係づくりの方法は、多くのマンションのヒントになるでしょう。

今回ゲストにお迎えするのは、千代田区内でそれぞれ「コーポラティブハウス」「シェアハウス」を運営されているお二人です。
「コーポラティブハウス」「シェアハウス」での経験から、一般のマンションや地域とマンションで、どんなシェアが可能なのか、住む人同士で空間をシェアするには何がポイントなのかは何が、考えます。

本プログラムは、マンション・コミュニティ・ゼミ「シェアリング@千代田」の「基礎編3」として開催します。

プログラム

1.イントロダクション

2.ゲスト・トーク

「マンションライフでシェアを活かすには? ~コーポラティブハウスの経験から」
NPO 都市住宅とまちづくり研究会 事務局長
関 真弓さん

「シェアハウスでの暮らし方からのヒント」
株式会社リビタ 資産活用事業本部 地域連携事業部長
土山 広志さん

3.対話「住まいのシェアでしてみたいことは?」


全体ファシリテーター

広石拓司(株式会社エンパブリック代表、立教大学大学院兼任講師)

概要・参加申込

基礎編3 住まいをシェアしよう

日時 2018年8月8日(水)18:45~21:00

会場 千代田区役所 401会議室 (九段下) アクセス

対象者

  • 千代田区在住・在勤・在学の方、千代田区で活動している方

参加費:無料

主催:千代田区

運営:ちよだコミュニティラボ事務局
(千代田区コミュニティ総務課、株式会社エンパブリック)

参加申込

参加方法

 ・年間プログラム参加

マンション・コミュニティ・ゼミの基礎編・アイデアづくり編・スタートアップ編までの全体に参加いただける方。(年間プログラム案内

 ・公開プログラム参加

本プログラム1回だけの参加

*託児が可能です。ただし、希望参加プログラムの2週間前までにご連絡ください。託児希望の方は申込みフォームの自由記入欄にご記入ください。

申込み

下記ボタンをクリックし、申込みフォームから必要事項を記入し、お申込みください。
その際、下記の内容へのご承諾をお願いします。

  1. 本プログラムの趣旨を理解し、事務局や実行委員の運営に協力します。
  2. 個人情報については、ちよだコミュニティラボ運営ポリシーに則り、本プログラムの運営にのみ利用することを了承します。
  3. 本プログラムの申し込み、運営にあたって虚偽の申告はしていません。

関 真弓さん
NPO都市住宅とまちづくり研究会 事務局長

2000年、大学院修士課程修了後、NPO設立とほぼ同時に事務局員として就職。
主に、神田東松下町の3棟のコーポラティブハウス事業をはじめ、共同建替え、マンション管理組合の支援、高経年のマンションの再生支援、地元の町会や地域活動などに取り組む。2012年より神田に在住。

NPO都市住宅とまちづくり研究会
http://www.tmk-web.com/

土山 広志さん
株式会社リビタ 資産活用事業本部 地域連携事業部長

富山県富山市出身。新築分譲住宅を主とするデベロッパーに新卒入社し、超大規模マンション、超高層マンションなど多数の物件に関わり、企画・広告・販売・マーケティング・事業推進などの業務を担当。2008年、ストック型社会の本格的到来の機運を感じ、リノベーション事業を中心とするリビタに転職。現在に至る。 シェア型賃貸住宅「SHARE PLACE」の企画・運営・PR業務を経て、近年では、横浜にある大人のシェアスペースBUKATSUDO(公民連携ドックヤードガーデン活用事業)など、住宅やオフィスの枠に捉われない地域・自治体とも連携した複合型シェアスペースの企画・運営に注力している。

BUKATSUDO – 街のシェアスペース
http://bukatsu-do.jp/