【レポート】千代田の活動をシェアする会@39base

「千代田の活動をシェアする会」を2025年11月12日(水)に飯田橋にある39baseで開催しました。地域で活動をしている方、町会、企業、大学、社会福祉協議会など、19名の方の参加がありました。

千代田のコミュニティの課題構造マップ

地域の活動を通して、まちとつながり、仲間が広がる楽しさを感じる人が千代田でさらに増えるために、どんな課題や取組みが考えられるかについて、事務局ではこれまでの地域での活動を踏まえ課題構造マップを作成しました

【理想のループ(循環)】
例えば千代田に暮らし始めた人が、地域の歴史や魅力を知り「自分も町の一員になりたい」と思って、町会に入ったり、地域の活動に参加したりします。そうすることで、地域に知り合いが増え、日常のつながりが活性化していきます。さらに、そんなつながりのある地域で暮らすことで「千代田に住んでよかった」と思えるようになります。そうすると、千代田区が「住みやすい、働きたいまち」になっていき、そしてまた千代田の人口が増えていき、まちが元気になる、という理想のループ(循環)の図です。


ただ、その理想的な循環を阻むような課題も、これまでのちよラボの活動を通して浮き彫りになってきました。理想のループがうまく回らない主な要因として
「地域とかかわらずとも問題なく暮らせる=地域への無関心」
「参加のきっかけ、声がけの難しさ」
「活動が個別に実施されている、コラボの難しさ」
「テーマ活動と町会のつながりにくさ」
「イベントへの単発参加、お客さん意識」
などという点があげられるのではないでしょうか。

千代田のコミュニティを考える4つのテーマ

理想的な循環を促すためのポイントとして上記の課題から以下の4つの視点があるのではないかと思い、みなさんと一緒に考えてみました。

  1. 地域の魅力や活動の可能性を知る人を増やすには?
  2. 参加のきっかけや入口を増やすには?
  3. 活動が分野等を超えてつながるには?
  4. 活動やイベントをつくる・運営する楽しさを広げるには? 

すでに取り組んでいる活動の工夫

テーマについて話していく中で、地域のみなさんが、ご自身の活動の中でこれらの課題に直面し、すでにそれを乗り越えるための工夫をなされているということがわかりました。

コミュニティの課題を共有し活動の工夫へつなげる

「自分たちの暮らす地域がどうあってほしいか」を考え、現状の課題を共有し、自身の活動の工夫へとつなげるために、それぞれの活動の取り組みや工夫について、多くの区民の方と共有することができるといいなと感じました。

活動の取り組みや工夫をお聞かせください

今後、ちよラボでは、多様な視点での意見や活動の工夫を集めるため、本レポートと同様の「千代田の活動の経験・工夫をシェアする会」を開催いたします。メルマガやFacebookにて、開催日時をお知らせしますので、ぜひお気軽にご参加ください!

【開催予定(内容はすべて同じです)】
1月13日(火)14:00~ 麹町出張所
1月15日(木)14:00~ 和泉橋出張所
1月19日(月)19:00~ 区役所 4F会議室

※アンケートでのご意見も募集しています!フォームからご意見をお聞かせください。
https://forms.gle/EobVZGARPU1fjUSp9