振付・企画 | SCP (social choreography project / 吉田拓 Taku Yoshida)

関係性を「編」む「路(道)」をあるく参加型ウォーキング・プログラム『編路』

■開催概要

タイトル
関係性を「編」む「路(道)」をあるく参加型ウォーキング・プログラム『編路』
日時
2025年10月11日(土)、10月12日(日) 各日 11:00, 15:00, 17:00
所要時間:約70分 ※雨天中止の可能性有
会場
北の丸公園

■参加申込

■内容

『編路』
都市と自然が混ざり合う空間で、関係性を「編」む「路(道)」をあるく参加型ウォーキング・プログラム
満員電車の中、コンサートを待つあいだ、信号を待っている時間。人に囲まれることは多いのに、隣の人のことは何一つ知らずにその時間が過ぎていく経験を、都心部にいると毎日当たり前のように体験します。

本イベントでは、そんな日常を、少しずつ解きほぐしていき、自分の身体と他者、そして自然との境界線を探り、新しい関係性を見出していきます。このウォーキングは、自分自身、そして隣を歩く誰かとの間に生まれる、言葉にならない対話です。お互いの歩くリズムを感じ、目には見えないつながりに意識を向けていきます。

都心でありながら豊かな自然に囲まれた空間で、見知らぬ他者と一緒に、お互いがお互いに向かって路(みち)を編(あ)む、「編路」を歩きませんか?

本作は身体を通して社会の別のあり方を想像する「ソーシャル・コレオグラフィー」作品です。

◆ソーシャル・コレオグラフィーとは
2000年代前半に理論化され、実践が確立され始めた新しいダンスの分野。人と人との関わり方に変化をまじえることで、新しい関係性を身体を用いて体験し、想像しえなかった社会のあり方を想像・体感することを目的とした振付を実践する。

◆吉田拓 _ ダンサー・振付家・オーガナイザー
兵庫県出身。大学在学中より、舞踊家・木佐貫邦子の指導を受けながら舞台芸術を幅広く実践する。その後、ダンスカンパニー「東京ELECTROCK STAIRS」の国内外のダンス公演に多数出演。現在は作品制作を行いながら、パフォーマンスアート・プラットフォーム「Stilllive」や、アーティスト・コレクティブ「pito」などで多分野のアーティストや研究者と数多くのコラボレーションを重ねる。また、参加型ダンスプログラムを心理カウンセラーと共に開催したり、枠にとらわれない発想を発表するイベント「圏外」を開催するなど、活動を広げている。2025年7月にギリシャ・アテネで行われた、ソーシャル・コラオグラフィーの第一人者マイケル・クリエンによるエキシビジョンにコア・コラボレーターとして参加。「SCP」として、ソーシャル・コレオグラフィの実践を行う。(写真:©Ryo Mitamura)