私も関心ある!一緒に考えたい!と思った方は… 

SDGs(持続可能な開発目標)という大きな目標は私たちの日常生活とを結びつけるものの一つが「食」です。

例えば、日本で年間2,550万トンの食品廃棄物等が出され、そのうちまだ食べられるのに廃棄される食品(フードロス)は612万トンにも上ります。(消費者庁のページより
また、食品の原材料を生産する農業・漁業が環境や生物多様性に大きな負荷を与えている場合、途上国での人権を侵害するような労働環境で作られている場合、輸送に莫大なエネルギーが使われているかもしれません。
また、食は地域の文化を守り、人々の健康を守り、一緒に食べることで孤独を防ぐという意味もあります。

食とSDGsの多面的なつながりを知り、私たちは日常の暮らしの中で何ができるのか、一緒に考えてみませんか?

対話の内容

<まとめ>

・SDGsは身近なところから~週1のミートフリー、月1の冷蔵庫掃除、コンビニでは商品を前から取るなど~
・千代田区ならでは、大企業の社食からミートフリーを!

<話題提供者の問いかけ>

◎櫻井真紀さん SDGs子供勉強会プロジェクト

「千代田区でミートフリーの活動を広めるには?」

SDGsを子供たちが学ぶ活動をしてきました。SDGs を知り・自分ゴトにし・行動につなげるうえで、「食」は大切なポイントです。SDGsと食についてどのような取り組みができるか、世界で広がるミートフリーを千代田でどう広げたらいいか、一緒に考えましょう。

◎堀口美恵子さん 大妻女子大学 食育ボランティアグループ「ぴーち」

「SDGsを区民の健康づくりに活かそう」

栄養士を目指す学生が食育に取り組む活動を通して地域との連携を進めてきました。食は、農業、海、文化、教育、フードロスなどSDGsの様々な側面に関わっています。SDGsと食の取り組みを、千代田の様々な団体と協働して取り組みたいと考えています。

<主な意見>

・週に1回「ミートフリーマンデー」を推進しています。1kgのお肉に11kgの飼料が必要で、毎日の身近なところからSDGsに取り組むことが大切と考えています。
・月に1回、奥さんの誕生日の日に、冷蔵庫の点検をする講座を行っています。期限の近いもの、調味料、冷凍庫の確認等、フードロスを防ぎます。奥さんの誕生日がポイント!
・コンビニでアルバイトをしています。期限の長い奥のほうから取る人が多く「手前取り」をしてほしいと思います。
・公立の保育園で、子供たちへの食育の推進に取り組んでいますが、「食材はその日に使う」というルールで、余った食材は廃棄します。仕組みの見直しも必要と思いました。
・「意識が変わること」が「行動を変える」ので、身近なところで伝えていくこと。その時「何のためにするのか」「誰一人取り残さない」という目的を共有することが大切だと思います。
・千代田区には大きな会社がたくさんあるので、会社の社食からミートフリーマンデーを進めたい。
・千代田区には私立の学校もたくさんあるので、学校からの取組みを進めてはどうでしょうか。
・大学でも、江戸の暮らしの知恵から食品ロス削減を考える「江戸エコかるた」づくりや、栄養士養成の授業でエコクッキングコンテストなどに取り組んでいます。
・「暖かい関心を持つ」ということが大切だと思いました。

問いかける人(話題提供者)

千代田区でミートフリーの活動を広めるには?

SDGsを子供たちが学ぶ活動をしてきました。SDGs を知り・自分ゴトにし・行動につなげるうえで、「食」は大切なポイントです。SDGsと食について、どのような取り組みができるか、世界で広がるミートフリーを千代田でどう広げたらいいか、一緒に考えましょう。  #SDGs#中高生#ミートフリー#プロジェクト支援

SDGsを区民の健康づくりに活かそう

栄養士を目指す学生が食育に取り組む活動を通して地域との連携を進めてきました。食は、農業、海、文化、教育、フードロスなどSDGsの様々な側面に関わっています。SDGsと食の取り組みを、千代田の様々な団体と協働して取り組みたいと考えています。 #食育#健康#幸福#SDGs#エコ

参考情報

つながり探究ガイドより)

SDGs子ども勉強会プロジェクト(活動紹介

大妻女子大学食育ボランティアグループ「ぴーち」(活動紹介