私も関心ある!一緒に考えたい!と思った方は… 

千代田区には16の大学を始め、専門学校、高校など多数の学校があり、多くの学生が学ぶ地域です。また区内在住で区外の大学・学校等に通う中高生もいます。

千代田区は高校生や大学生にとって学ぶ場であり、通学や放課後を過ごす街でもあることに加えて、探究学習やフィールドワークの舞台にもなっています。
さらに、地域に役立つことを目指した活動を自ら始める学生も増えてきています。

高校生や大学生の考えやしたいこと、できることを活かしながら、学生と大人たちがこれからの地域をつくっていくには、どうしたらいいでしょうか?

今回、区内在住・在学の学生が中心になり、「学生と千代田の街との良い関わり方とは?」という対話を立ち上げ、3/6に開催します。学生の方、一緒に考えませんか? 地域のみなさん、学生の声を聴き、何が一緒にできるか、考えてみませんか?

対話の内容

<まとめ>

・うまく地域と繋がれていない学生を巻き込むことが大切。
・学生と地域・大人が気軽に出会えるようなプラットフォームが必要。

<話題提供者の問いかけ>

◎学生と千代田の街との関係を考えよう!立ち上げメンバー 千代田区に在住・在学の学生

「学生と千代田の街との良い関わり方とは?」

神野さん:学生が地域のために何か出来たらと思って、「せーじ」で活動しています。

長谷川さん:「学生だから何かしないといけない」ではなく、挨拶などからきっかけ作りが出来たらいいなと思っています。

櫻井晃太郎さん:SDGs子供勉強会プロジェクトを行っています。

島倉さん:『大学授業一歩前』と『学生街一歩前』というnoteを運営しています。

塚原さん:意見交換をして、IVUSAでの活動の参考になればなと考えています。

◎杉崎和久さん 法政大学大学院公共政策研究科教授

「学生の学びと地域づくりの相乗効果を生むには?」

ゼミや授業など組織の属性を活かしつつも、個人で地域に入っていき、信頼を構築していく中で得るものが自分自身多かったので、そのようなことを千代田区で頑張っている学生の応援がしたいと考えています。

<主な意見>

・様々な人が勝手に「学生らしさ」や「学生目線」などを、学生に期待している。「学生らしさ」は武器にもなりえるが、実際活動している学生自身はそれをどう捉えているのか。
・コロナで活動が制限される中で、地域からニーズもあり、将来への蓄積になるので、「地域がどのようにオンラインを活用するか」というコンセプトで去年は活動してきた。しかし、これまで関わりのなかった新しい地域とはオンラインでは関係作りづらい。
・オンライン上のやりとりに物足りなさ、またはハードルの高さを感じている学生もいるので、使いこなせている人との差が生まれてしまっている。
・地域と学生を考えた時に、色々な人と関係を作れる人とそうでない人に別れてしまっている。小さなコミュニティに終始してしまっている学生をどのように地域に繋げていくかが今後の課題であると考えています。
・地域と繋がっている学生が、周りを巻き込んでいってくれれば良いと思う。
・銭湯が人や情報に出会う場になればなと。
・学生と地域の関係に重点を置いていましたが、千代田区には企業も多いので、学生と企業のつながりも大切かなと思いました。

問いかける人(話題提供者)

学生と千代田の街との良い関わり方とは?

コロナウイルスの影響で学校に通えず、学生と地域と関係性が希薄になる中で、学生と地域の関係性が問われています。区内在住・在学の私たち学生が、千代田区のために出来ることを模索していきたいと考えています。
3/6夜に、ちよだミライ対話「学生と千代田の街との良い関わり方とは?」で話し合った内容を、みなさんと共有し、学生の方、地域の方からご意見をいただきたいと考えています。

立ち上げメンバー: 神野歌恋(渋谷教育学園渋谷高等学校2年)、櫻井晃太郎(錦城高校2年)、長谷川護(慶應義塾大学総合政策学部2年)、島倉雄哉(明治大学経営学部公共経営学科2年)、塚原幹斗(法政大学3年 NPO法人国際ボランティア学生協会IVUSA市ヶ谷クラブ)、藤井涼太(立教大学観光学部4年)

学生の学びと地域づくりの相乗効果を生むは?

私自身も学生のときに地域に関わる機会がありましたし、その後はまちづくりコーディネーターとして学生と地域の関わりについて考えてきました。大学では、学生が地域の方にお話を聴き、まちづくりを考えるプログラムを実施しています。地域と学生の良い関係とはどのようなものでしょうか?どうしたら作れるでしょうか?一緒に考えたいと思います。

参考情報

杉崎先生とコラボして2019年度にラボライブ19秋を開催しました。