東京2020パラリンピック競技大会まで、あと300日を切りました。東京2020パラリンピックでは、どんな競技が行われ、その競技がどのように行われるか知っていますか？競技のことを知り、実際に体験してみることで、東京2020パラリンピックをもっともっと身近で楽しめるようになります。この機会にぜひパラスポーツの魅力に触れてみてください。

【内容】パラアスリートによる競技の直接指導と体験、サッカー元日本代表（2002年FIFAワールドカッ
プ日韓共催大会出場）森岡隆三氏による講演（トークショー）、競技用義足着用体験

体験できる競技

◎パワーリフティング
下肢に障害のある選手を対象とした競技。台上に仰向けに横たわった状態から、腕や肩、胸など上半身の筋力だけで重りのついたバーベルを押し上げ、その重量を競います。東京2020パラリンピックでは、千代田区(東京国際フォーラム)で競技が行われます。

◎車いすバスケットボール
脊髄損傷や切断など下肢に障害のある選手を対象とした、競技専用の車いすに乗って行うバスケットボールです。選手は障害の程度や身体能力によって、1.0点から4.5点まで0.5点刻みで8クラスに分けられ、コート上の5選手の合計点を14.0点以内で構成します。車いすで走るスピード感や選手同士の激しいぶつかり合い、巧みな車いす操作が競技の見どころです。

◎5人制サッカー(ブラインドサッカー)
視覚障害のある選手を対象とした競技。アイマスクを着用し、鈴の入ったボールを用いて行うサッカーです。「ガイド」と呼ばれるメンバーが、声(音)で伝えるゴールまでの距離や角度などの情報を頼りにプレーします。足先の感覚を駆使した華麗なドリブルや、相手の息遣いや仲間の声を頼りに守備を抜いていく動きは見どころです。

◎ボッチャ
重度脳性麻痺(まひ)者、もしくは同程度の四肢の重度機能障害者を対象とした競技。的となるボール(ジャックボール)にいかに多くのボールを近づけられるかを競います。「地上のカーリング」とも呼ばれる戦略性が高い競技で、ミスショットだと思ったら実は戦略上の重要な一手であるなど、最後までストーリーが読めない展開が見どころです。

◆東京2020を楽しもう～Let’s2020～
区は今年度、園児や児童・生徒と地域の方が一緒に参加(参観)・交流している行事・イベントにおいて、オリンピアンやパラリンピアン、アスリートを招き、区内で開催される競技の体験などをしてもらうことで、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の気運を盛り上げています。今後も引き続き、区全体で東京2020大会が盛り上がるための取り組みを実施していきます!