【レポート】 アーバニスト@千代田 合同体験会(第1回)
1月29日(日)に、「世代を超えた心身の健康づくり」「スポーツをきっかけとしたコミュニケーションから始まるまちづくり」を目指し、3つの活動の合同体験会が開催されました。
当日は、赤ちゃんからシニアまでの老若男女、多様な参加者20名が集まり、世代を超えて3つの活動を一緒に体験し、交流しました。
1.活動紹介
はじめに、それぞれの活動の紹介を行いました。
2.和ぐるみ作品づくり
続いて、三陸の支援から始まった「和ぐるみ」を活用した、大妻女子大学食育ボランティアグループ「ぴーち」による「和ぐるみ作品づくり」を体験しました。「ぴーち」の女子学生の皆さんにリードいただきながら、大人も子どもも楽しみながら作品をつくり、その後のボッチャの応援などに利用する姿も見られました。「ぴーち」では、埋もれた地域資源としての和ぐるみを買い取って活用することが支援につながる、という震災後に始まった取り組みを継続して実施しています。
空き時間には、小さなお子さんたちがコロコロを使って点数を競うゲームをする姿もありました。
3.エスコートダンス
続いてのプログラムはエスコートダンスです。「ピーチ」のスタッフも、ボッチャのスタッフも参加者として輪に加わり、参加者と手を取り合ってエスコートダンスを体験しました。
手と手を取り合って、参加者同士のペアで、エスコートを交えてコミュニケーションを深めます。
4.ボッチャ
3つめのプログラムはボッチャです。千代田区立障害者福祉センターえみふるの皆さんが、ミニコートを持ち込み、セッティング下さいました。小さなお子さんから大人まで、チーム戦を楽しみながら、ボッチャを体験しました。
参加者の声:
- 地域の方と関わる機会が今まであまりなかったのですが、ダンスやボッチャといった誰でも簡単にできるもので気軽に皆さんと交流する方ができました。とても良い機会をいただけたと思います。
- 一回の参加で色々な体験が出来る事ができ良かった。また、その参加している団体の活動等がわかり興味がわきました
- もっと大規模なイベントだと思っておりましたが、少人数制だったのが逆に息子も私ものびのびと参加出来た感じがしました。
- 様々な世代が交流できるよい機会と感じました。興味のあったポッチャを体験でき、頭脳プレイということを認識しました。赤ちゃんや子供たちとふれあえて元気をいただきました。ありがとうございました。
- 会場(アリーナ)が、広く、綺麗で、開放的で、気持ちよくして楽しめました。
実践者の声、実践してみての気づきなど:
- (エスコートダンス 野口さん)
合同でやることで、ダンスに興味がなかった・苦手意識を持っている人も、一体感をもって楽しんでくださった。第2回に向けて、「ピーチ」(和ぐるみカスタネットとダンス)のコラボレーション企画のアイデアも生まれた。 - (えみふる 堀田さん)
えみふるでボッチャの公開講座を講師を招聘して開催しているが、今回はえみふるの職員が講師を務めた。大人の障がい者支援がメイン業務であるえみふるの講座であるため、多世代に広がらないことが課題だったが、今回は合同体験会の機会をいただき、小さなお子さんにも参加していただいた。 - (大妻女子大学 堀口先生)
ダンス、ボッチャとも、それぞれ単独でやっていることは目にしていたが、一緒にやることで、参加のハードルが下がった。「心と体の健康づくり」という共通目標に向かって楽しんでいきたい。